11月21日

2016年11月21日 日常
昨日の新聞の編集余禄

***手記***

「なんかいも死のうとおもった。でも、
しんさいでいっぱい死んだから
つらいけどぼくはいきるときめた」。

福島第一原発事故で福島県から横浜市に自主避難した
中学1年の男子生徒がつづった手記だ。
生徒は2011年8月、小学2年生で転校し、6年生までいじめを受け、不登校になった。
福島の放射能被害から「ばい菌」と扱われ、身体的な暴力を受けた上、
「賠償金あるだろう」と遊興費も無心され続けた。
学校側にいじめの事実を訴えても相手にしてもらえなかった。
原発事故で福島を離れなければならなくなったのに、安住を求めた避難先で
待っていたのは残酷で絶望な日々だった。

震災後、「がんばろう日本」をスローガンに日本中が復興に
一丸となったはず。
〇〇(この地)でも多くの人が被災者受け入れや現地ボランティアなどの支援に
今も力を尽くしている。
だが、この生徒は社会の目が届かないところで、ずっと孤独に
思い詰めていたのである。
生徒の手記は、被災者が置かれている現実の陰なる一端を
あぶり出した。同時に「いじめ」という問題の根深さも、
改めて社会に突き付けたといえる。

手記の公表は、この生徒の希望で実現したという。
「いじめられても、生きてほしいという気持ちを込めて
公表した」。
そのメッセージは、同じ境遇の故郷の友にも、いじめに苦しむ同世代にも
きっと伝わるはずだ。

*******



読んでいて辛くなった。

生きていれば辛い事ばかり・・と感じてしまう。
でも絶対違うよ。
だから生きて欲しい。

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