実家のお義母さんが最近
ベットで寝ている事が
多くなったらしい。
父が65歳の時再婚してくれた女性(ひと)。

母が逝って2年後に再婚した。
二人で居てくれたから私は安心して
自分の生活をしていられた。
父より5歳年上だから
今年85歳・・。
父も今年大腸癌の手術をしてあまり元気が無い。
近くに住む姉が毎日顔を出してくれるので
とてもありがたい。

お義母さんが以前に言った言葉

「二人で手を繋いで町内を散歩するんだけど・・
仲が良いですねと言われるけど、いい年をしてと思われてるかも
しれないけど、仲が良いばかりで手を繋いでるわけでは無いんだよ。
一人で歩くと右へふらふら、左へふらふら
真っ直ぐ歩けないから支え合ってないと危ないからなんだよ」

二人の人生そのもの。
深く感銘しました。
ここ数年はそれも危なくて散歩をしてないようです。
私に出来るだろうか・・・。


朝よろよろ、ゆっくりゆっくり
食事の仕度をしているお義母さんを
手伝おうとすると
亡くなった私の母にお供えするご飯は
「私はこれをするために嫁にきたんだから」
とゆっくりゆっくり仕度している。
思わず「ありがとう」
と言って感謝、尊敬の気持ちで一杯になりました。
私にそんな謙虚で崇高な心を持って老後を
過ごすことが出来るだろうか・・
出来ないな・・・。

そんな義母も
入院した時は呆けてしまって
毎日父と病院に行っていた姉を泥棒呼ばわりして
有もしない数千万円のお金を取ったと
言った。お義母さんの息子(50半ば)が姉をひどく
傷つけた。誤解は解けたがその息子の事は今でも許せない。
お義母さんは退院したらそんな事を言ったことなど
忘れてて正常に戻ったので私たちもその事には触れなかった。

事の最中
父が涙ながらに
「病気が言わせてるとはいえ
 つらいなあ・・」と私に訴えた。
私は父も姉も良くやったと思う。
お義母さんが呆けた事を言っても
決してそうじゃないよ、違うよと否定してはいけないと
父と姉は勉強し

「財布に70万、いや700百万入ってたのに
 ○○ちゃん(姉)が取ったよ、お父さん」
「そうかそうか、後で財布の中見てみようね。」
「そうかそうか○○(姉)に訊いてみるね」
さぞかし父は辛かっただろう。
姉の心中を思うと可哀想でならなかった。
話は数千万円まで上っていった。

今でも義母に対しては
感謝と尊敬をしてる。
毎日様子を見に行ってくれる姉には
感謝してもしきれない、頭が上がりません。

今度の土日
下の子が修学旅行で居ないので
バスで3時間半
実家に帰ることにしました。
「待ってるからな。気をつけて来いよ」
と父。
何もしてあげられない娘で申し訳ないけど
待っててね。


コメント

蒼月しおん
2008年11月9日22:30

とても心に沁みるお話でした。

拝読させて頂きありがとうございます・・^^

la vie en rose
la vie en rose
2008年11月10日0:30

青 seyさん^^

心に響くお話ですね。

実父が亡くなってから私の母も再婚しました。
いろいろありましたが、年老いた今の二人を見ていると
私も義父にとても感謝しています。

HNのギャップで驚かせるかも知れませんが
リンクさせて頂きますね。

よろしくお願い致します。

青 sey
2008年11月10日22:42

しおんさんへ

稚拙な文章なのに
ありがとうございます。
想いは沢山あるのに思うように書けなくて
もどかしいです。トホ・・

青 sey
2008年11月10日22:46

roseさんへ
リンクありがとうございます。
・・・・
おちゃめなroseさんであることは今解りました^^
どうかリンクのボタンを
ポチッとな
お願いします^^

la vie en rose
la vie en rose
2008年11月11日0:28

青 seyさん^^

おほっ、またやってしまいました。
ポチッとしました。

蒼月しおん
2008年11月11日22:57

青 seyさん^^

こんばんは^^

あははっ la vie ちゃまったら、くすくす(笑)

青 seyさん、
私も ポチッとさせて頂きますね^^

青 sey
2008年11月11日23:15

しおんさんへ
^^フフ
リンクありがとうございます。
嬉しいです。
よろしくお願いします。

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